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2007年10月

トゥルー・クライム

True Crime 1999年 米 クリント・イーストウッド監督

「鼻」で突っ走っていく…。


★★★

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ピアニスト

La Pianiste 2001年 仏・墺 ミヒャエル・ハネケ監督

頭でっかちの妄想というよりは、リハーサル不足の本番。


★★★★

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都会のアリス

Alice in den Stadten 1974年 西独 ヴィム・ヴェンダース監督

すべての移動する時間が、この映画のように見守られたなら、と思う。


★★★★★

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評決のとき

A Time to Kill 1996年 米 ジョエル・シュマッカー監督

シドニー・ルメットでも、クリント・イーストウッドでもない。


★★

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どこまでもいこう

1999年 日 塩田明彦監督

世界観はわかる。


★★☆

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エネミー・オブ・アメリカ

Enemy of the State 1998年 米 トニー・スコット監督

緻密で完結した、とても大人の作品。


★★★★

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オール・アバウト・マイ・マザー

Todo sobre mi madre 1999年 スペイン・仏 ペドロ・アルモドヴァル監督

「父」のいない、「男」のいない、「多様さ」。


★★★

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いまを生きる

Dead Poets Society 1989年 米 ピーター・ウィアー監督

青春映画。生徒たち以上に、キーティングにとっての。


★★★

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スモーク

Smoke 1995年 独・米・日 ウェイン・ワン監督

作品世界を底で保つ、気の長い演出の腰の据わり。


★★★★

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サイダーハウス・ルール

The Cider House Rules 1999年 米 ラッセ・ハルストレム監督

軌道の意味に気づかず乗っていた人が、外れてみて与えられたものの意味に「気づく」話。


★★★

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隠し砦の三悪人

1958年 日 黒沢明監督

小品の大作。


★★★★

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めぐりあう時間たち

The Hours 2002年 米・英 スティーブン・ダルドリー監督

与えられなかった身でなお、与えようとする試みが、創作、と呼ばれるのだと思う。


★★★★

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チョコレート

Monster's Ball 2001年 米・カナダ マーク・フォスター監督

溶かすことありきで。


★★★

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フィラデルフィア

Philadelphia 1993年 米 ジョナサン・デミ監督

ビジネス・エリートの世界。男同士の握手。敵を作らないためか、腹の内を隠すためか、しきりに交わされる笑み。何気ない「大人」のしぐさをセクシャルに異化するタク・フジモトのカメラがよかった。無理にカタルシスなんかにしないほうが力のある映画に思う。


★★★☆

PHILADELPHIA


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ラストサムライ

The Last Samurai 2003年 米 エドワード・ズウィック監督

キッチュな伝統。


★★

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マグノリア

Magnolia 1999年 米 ポール・トーマス・アンダーソン監督

緊密な群像劇。


★★★★☆

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人情紙風船

1937年 日 山中貞雄監督

深化を断ち切られて。


★★★☆

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早春

1956年 日 小津安二郎監督

積極的には示しえない「(見る)」ということ。


★★★

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21グラム

21 Grams 2003年 米 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督

一人の男がいまわの際に残した奇妙な数字。それが数学者の台詞とあっては、ひとは、何かの数式の解、と想像をたくましくするのだが……。


★★★☆

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ロスト・イン・トランスレーション

Lost in Translation 2003年 米・日 ソフィア・コッポラ監督

人と人とが関係することへの認識。たんに気分や皮膚感覚の描写ではなくて。


★★★★

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約束 ラ・プロミッセ

Le Monde de Marty 2000年 仏 ドニ・バルディオ監督

筋肉や神経の麻痺ならともかく、脳が原因の場合、体と独立に意識があるとは思うのは逆に失礼な気もする。おじいさんは、茫とした主観的状態に寄り添うのでなければ、徹底的に外面から描くべきでは(彫像のように)。砂浜のうねうねとした車椅子の轍のショットに鳥肌が立つ。子役もよかった。


★★★

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橋の上の娘

La fille sur le pont 1999年 仏 パトリス・ルコント監督

ムードはわかる。


★★★☆

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草原の輝き

Splendor in the Grass 1961年 米 エリア・カザン監督

E・カザン監督の中で、王道的な安定感のある作品。


★★★★☆

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パーフェクト・ワールド

A Perfect World 1993年 米 クリント・イーストウッド監督

完璧すぎる『ミスティック・リバー』よりも。


★★★★

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フィールド・オブ・ドリームス

Field of Dreams 1989年 米 フィル・アルデン・ロビンソン監督

(それ)とは? (彼)とは?


★★★★

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噂の二人

The Children's Hour 1961年 米 ウィリアム・ワイラー監督

なにげない応酬のうちに生ずる別の意味。どうあがいても語りえないところに存する恐怖。力強い演出は行間を語るためのもの。


★★★★☆

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ミルドレッド

Unhook the Stars 1996年 仏・米 ニック・カサヴェテス監督

冒頭の新聞配達のシーンが少しそれっぽいかな、と思ったけれど、父親の作品の持つ密度を感じることができなかった作品。


★★★

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ダーティーハリー

Dirty Harry 1971年 米 ドン・シーゲル監督

冒頭、ビルの換気塔の、鎧戸越しにくるくると回るファン。可聴域とは別の、低周波の回転音が、頭の奥に「……」と伝わってきそうで。ラロ・シフリンの不穏なジャズ・ファンクといい、「黒い」映画。


★★★★

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許されざる者

Unforgiven 1992年 米 クリント・イーストウッド監督

反暴力、といった理念的な帰結を引き出すことよりも…。


★★★★

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パルプ・フィクション

Pulp Fiction 1994年 米 クエンティン・タランティーノ監督

「スマート」さよりも「けじめ」を感じる映画。言葉や動作の一つ一つに、結節点を感じる。


★★★★

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シェルタリング・スカイ

The Sheltering Sky 1990年 英・伊 ベルナルド・ベルトルッチ監督

かなり昔に見た。神に見放された(と思う)ベルトルッチが、それでも、それでも、と、絶対的に不可避の寿命のようのものから逆算して、必然性を自身にこの作品に宿そうとしている感じ、焦燥はヒリヒリと感じられた。


★★★☆

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羊たちの沈黙

The Silence of the Lambs 1991年 米 ジョナサン・デミ監督

北東部の鬱蒼とした森をジョギングする冒頭のシーンからすでに引き込まれる。『デッドゾーン』や『エクソシスト』にも感じる空気感。陽の光を遠くに透かして、木立は未だ見通されることのない闇を湛えている。


★★★★★

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未知との遭遇

Close Encounters of the Third Kind 1977年 米・英 スティーヴン・スピルバーグ監督

「未知」への想像力が楽観的過ぎて、観ていて、うわぁ、となってしまう。


★☆

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ケイン号の叛乱

The Caine Mutiny 1954年 米 エドワード・ドミトリク監督

諷刺一辺倒でもなくて。


★★★☆

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プレイタイム

Play Time 1967年 仏・伊 ジャック・タチ監督

遠大な映画。


★★★★

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ソラリス

Solaris 2002年 米 スティーブン・ソダーバーグ監督

受肉の苦しみ。


★★★★

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